孤島物語の履歴

孤島物語

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白石一郎

出版社/著者からの内容紹介

●人足として佐渡に送られた無宿人たちと、その監視役を任命された若者の交流。(「江戸山狼」)
●志賀島の百姓が田圃で見つけた金塊がもとで商人、学者、郡奉行を巻き込む大騒動に。(「金印」)
●藩の窮乏を救うため、密貿易に手を染めた藩士が、朝鮮国で起こした事件の波紋。(「倭館」)
七つの島にまつわる歴史と風土、そして心温まる人々の生きざまを活写した珠玉の短編集!

内容(「BOOK」データベースより)
人足として佐渡に送られた無宿人たちと、その監視役を任命された若者の交流(「江戸山狼」)。志賀島の百姓が田圃で見つけた金塊がもとで商人、学者、郡奉行を巻き込む大騒動に(「金印」)。藩の窮乏を救うため、密貿易に手を染めた藩士が、朝鮮国で起こした事件の波紋(「倭館」)。七つの島にまつわる歴史と風土、そして心温まる人々の生きざまを活写した珠玉の短編集。

感想2008/06


白石 一郎が描く、孤島を舞台とした短編集。孤島が舞台の時代小説なので、島流しの話が多いです。
なので、孤島から広い海原に漕ぎ出す・・・というものは少なく、孤島の閉塞感のほうが強く描かれています。お得意の(?)水軍海賊の話はタイムスリップSFモノが一つあるだけです。ちょっと残念。