偽装管理職の履歴
偽装管理職
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591103196/tanelorn...
出版社/著者からの内容紹介
管理職の57%が「自分は名ばかりの管理職だと思う」と回答(NHKニュースより)
管理職になったら、「部下より給料が下がった」「休みがとれなくなった」「権限がないのに責任ばかり押し付けられる」……という方も多いのではないでしょうか。
ところが、「管理職には残業代がつかない」というのは間違いです。
法律的には、管理職の条件は以下の3つ。
1、自分で自由に出退勤ができる
2、人事権を持つなど、経営と一体化した立場にある
3、立場にふさわしい待遇・報酬を得ている
この3つの条件を満たす管理職は、いったいどれくらいいるのでしょう?
本書は、さまざまな業種で働く8人の「偽装管理職」の実態を紹介して問題点を浮き彫りにしながら、新たな指針を示す一冊です。
すぐに相談できる「偽装管理職イエローページ」付き。
著者について
東京管理職ユニオン
さまざまな企業の労働者の権利を守るために、1993年に設立。
先般の「マクドナルド裁判」原告である現役店長も加入しており、その裁判においても原告を全面的に支援している。
その名のとおり、管理職も加入しているが、アルバイトや契約社員も加入できる。
感想2008/07
マクドナルドや青山の名ばかり店長訴訟などのは昨今の新聞紙上を騒がせる問題となりました。本書ではそれらの訴訟が結審したからといって全ての問題が解決したわけではなく、また、他の職場でも同じような問題が起こっていることを訴えます。
要は企業は「なにが何でも労働者を安く長時間使いたい」わけで、その社会風土が変わらない限り、この手の問題は解決しないし、「ホワイトカラー・エグゼンプション」や「移民受け入れ」で政府のお墨付きを受け入れれば解決からはさらに離れるでしょうね・・・。
wikipediaホワイトカラー・エグゼンプション
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%...