マクドナルドの履歴
マクドナルドは偽装管理職を用い、すなわち管理職でない「店長」を管理職であると「みなし」残業代などを支払ってこなかった。
管理職とは
労働時間の管理を受けていない、すなわち自分で出勤時間が決められる、
労務管理上の指揮命令権限や裁量権を持っている、すなわち人事権がある
などの職権があるが、マクドナルドの店長は無論これら職権を持たない。
「店長は非管理職」として東京地裁がマクドナルドに残業代支払い命令したのは記憶に新しく、この事例が世間に「偽装管理職」の問題を知らしめるきっかけとなった。
日本マクドは藤田田とアメリカ本社が半分ずつ出資し、1971年に設立。
2001年の契約更改(2001年までは米国本社に売り上げの指導料1%フランチャイズ料1%支払いだったが、それ以後どうなっているかは知りません。米国で設立当初のフランチャイズ料1.9%に近い数字ですが…。)、藤田田は2003年に引退。
前述裁判や、直営店、FC店の差異の問題など、世間を騒がせることが多いのはその規模ゆえでしょうか。
「ハンバーガーを和食にする」との藤田田氏の言葉は面白いが、ラーメンと並んで「食べると心が貧しくなったような気になる」食べものの最右翼だと思う。
水が無料なのは(日本人として)当然として、おかわりが頼みにくい気がするのは私だけだろうか。