常に初陣の最新の日記
鸚鵡 おうむ はのっぽの
鸚鵡おうむはのっぽのジョンの肩にとまって、羽毛を嘴で整えていた。ジョン自身も、私のいつも見慣れているよりは幾らか蒼ざめていたし、もっといかつい顔をしていると、私は思った。彼はまだ、例の談判にやって来た時の上等な広幅羅紗の一着を着ていたが、それは、泥土でよごれたり、森の鋭い茨で裂けたりして、ひどく傷いたんでいた。
「ふん、そうか、」と彼は言った。「こいつあジム・ホーキンズだな、畜生! ちょいとお立寄り、ってとこかね、え? よしよし、まあ、友達らしく扱ってやろう。」
そう言うと彼はブランディーの樽に腰を下して、パイプに煙草を填つめ始めた。
http://mp.i-revo.jp/user.php/nthzkpjc/entry/1.html
コメント
コメントできません
コメントはまだありません