フリーエージェント社会の到来
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フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
ゴア元副大統領のコピーライターを務めたダニエル・ピンク氏の著書。フリーエージェントとは起業家に限りなく近い。日本語訳が2002年なので原著は2001年と思われるが、9年経過した2010年に読んでも、書かれている内容が新しく感じる。21世紀、ビジネス環境が変わり、ビジネススタイルが変わる。
章立て
- 第I部 フリーエージェント時代の幕開け
- 第1章 組織人間の時代の終わり
- 第2章 3300万人のフリーエージェントたち
- 第3章 デジタルマルクス主義の登場
- 第II部 働き方の新たな常識
- 第4章 新しい労働倫理
- 第5章 仕事のポートフォリオと分散投資
- 第6章 仕事と時間の曖昧な関係
- 第III部 組織に縛られない生き方
- 第7章 人と人との結びつき
- 第8章 互恵的な利他主義
- 第9章 オフィスに代わる「第三の場所」(関連ワード:サードプレイス)
- 第10章 仲介業者、エージェント、コーチ
- 第11章 「自分サイズ」のライフスタイル
- 第IV部 フリーエージェントを妨げるもの
- 第12章 古い制度と現実のギャップ
- 第13章 万年臨時社員と新しい労働運動
- 第V部 未来の社会はこう変わる
- 第14章 リタイヤからeリタイヤへ(関連ワード:生涯現役)
- 第15章 テイラーメード主義の教育
- 第16章 生活空間と仕事場の緩やかな融合
- 第17章 個人が株式を発行する
- 第18章 ジャストインタイム政治
- 第19章 ビジネス、キャリア、コミュニティーの未来像(関連ワード:取引コストの定理)
書評
なおきさんの本棚
関連リンク
- 2010年4月26日の記事
IBM HR shake-up could see 299,000 permanent staff jobs axed
http://www.computerweekly.com/Articles/2010/04/26/241033/IBM...
IBMが約40万人の正規雇用社員のうち、約30万人をレイオフし、プロジェクトベースで再雇用する・・・
編集履歴
- 2010.12.11 章立てを追加。各章の関連ワードを言及
- 2010.09.06 関連リンクを追加
- 2010.08.28 何度も出てくるため、改めて定義
- 2010.08.25 「生涯現役」で言及
- 2010.02.16 「ダニエル・ピンク」で言及
- 2010.02.04 「20代のうちに読んでいただきたい書」で言及
- 2010.01.31 「取引コストの定理」で言及
- 2010.01.11 「2009年読書ベスト10」で初言
「フリーエージェント社会の到来」について友人に書いてもらう。
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