割れ窓理論
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割れた窓を放置すると、さらに別の犯罪を誘発という理論。
ニューヨークの地下鉄
1980年代まで、ニューヨークの地下鉄と言えば、ラクガキだらけだった。ニューヨークの地下鉄は、犯罪者の巣窟だった。
1990年代前半、ジュリアーニが市長になり、ラクガキを消した。結果的に地下鉄の犯罪は激減し、乗客が増えた。
実際、筆者は、1990年に、サンフランシスコ・シカゴ・ニューヨークで地下鉄に乗っています。最も怖かったのはシカゴでした。
犯罪者心理
犯罪者側の立場で考えてみる。割れた窓が放置されている、ラクガキが放置されているという状態は、所有者がいないか、所有者がいても無関心であることを示す。つまり、別の犯罪が何か起きても、通報される可能性が低い。
犯罪というネガティブな要素を伝播させるという点では「負の社会的ネットワーク」とも言える。
戒め
割れた窓やラクガキに限らず、町内のゴミ等放置せず、町をきれいに保っておくことが、結局町内の治安を守る最良の方法であるという戒めである。
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「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」 という理論。 良くないものは早めに除外しないといけないとかそういう意味...
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