勝間和代
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主張と行動の矛盾
どちらかというと、私自身、アンチカツマーである。
勝間勝代氏の主張と行動に矛盾を感じる。
「知識生産性」の達人
一般的には、彼女は「知識生産性」の達人と言われている。なんとか10倍法やGoogle本、断る力など、それらの本は、知識生産性向上のHow To本である。
また、「知識生産性」の向上に読書が必要だとしている。
そこで、彼女の指南どおり、読書をしたとする。多面的な物の見方を得るには、一人の著者の本をたくさん読むのではなく、できればたくさんの著者の本をちょっとずつ読む。
本当に彼女の言う通り、読書を実践すると「勝間和代先生」から卒業できる。彼女の本の特長は、現代風How toを分かりやすく解説している点である。裏を返すと思想の奥深さはない。多読することにより、いろんな人の思想が見えてくる。自分の思想を形成できれば(知識生産性向上についての心構えができれば)、表面的なHow Toはもはや不要になる。
リピートの矛盾
であるのにも拘らず、なぜ「知識生産性」をテーマにした本を、タイトル変え、あの手この手品を変え、繰返し繰返し出版するのだろうか?
彼女の主張を実践できれば二冊以上買う必要がない。リピートして買う人がこれだけたくさんいるということは、多くの人が実践できていない証拠である。
ここに勝間和代の矛盾がある。
勝間本をリピートして買う人は、勝間和代のカモになっている。そのことを早く悟ったほうがよい。
推薦書
完全否定している訳ではない。私自身、彼女が「知識生産性」の達人である点に賛同する。
勝間本は一冊読むのは良いと思う。私自身、彼女に勇気付けられた。そして一冊読んで、さっさと卒業した。勝間和代先生、ありがとう。
あえて推薦するのは、この本。
無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法
以下の言葉に賛同できる。
時間をつくるために時間を投資しよう。
自分の時給を意識する。
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