教育Wiki
2pt
Wikiの用途の一つである。教育Wikiは、教育のイノベーションとなる可能性がある。
教育Wiki
先生と生徒でWikiを用いアジェンダや学習ノートを共有する。
個人Wikiの集合体
先生、生徒一人一人が個人専用のwikiを持つ。全員のWikiが一つの集合体になる。プラットフォームに乗る。全員が相互参照、相互コメントできる。
先生のWiki
先生はwikiでアジェンダを提示し講義を行う。板書自体もWikiで行うこともできる。または板書の下書きをWikiで行う。あるいは板書の結果をWikiに載せる。参考文献・参考情報もwikiで提示する。
生徒のWiki
生徒はそれぞれのwikiでそれぞれのノートを取る。先生Wikiの丸写しはご法度である。自分の理解を書く。
先生と生徒のコラボレーション・フィードバック
先生は生徒のwikiを見ることにより、生徒の理解度を把握することができ、また生徒へフィードバックを行うことができる。また、生徒から講義内容についてのフィードバックを得ることができる。
生徒間のコラボレーション(教え学びあう)
生徒同士もwikiをお互い見せ合うことができる。お互いから学び取ることができる。もはや教えるのは先生、学ぶのは生徒という関係ではない。先生も全ての生徒も、教え、学びあう。
Wikiツール
教育Wikiに最適なWikiツールを考察する。
孤立したWikiではなくWikiの集合体
先生・生徒全員と一つのプラットフォーム上でWikiが使えることが大前提である。
見せ合うWiki
先生と生徒、生徒間で見せ合うことを前提としている。マイページに他の人のページの概要・タイトルがフィードされる仕組みが必要である。
フィードバック機能
先生と生徒、生徒間で、フィードバックし合う機能が必要である。
利用の敷居の低いWiki
高度のITリテラシーが要求されるWikiでは利用しづらい。WikipediaのWikiエンジン・MediaWikiや、企業WikiのベストセラーConfluenceは、相対的に高いITリテラシーが要求される。
Mindiaはここまでの上記要件を全て満たしている。
セキュリティ(公開・非公開)
あらためて考察する。
参考情報
ドン・タプスコットによる提唱
教育Wikiに考えが及んだ一つのきっかけは、ドン・タプスコットの著書「デジタルネイティブが世界を変える」である。本書ではコラボレーションによる学習を提唱している。第5章「教育を再考する」(p180~p210)から要点を抜き出す。
放送型学習から対話型学習
- 教師中心型→生徒中心型
- 既製服型→オーダーメイド型
- 指導:対象を学ぶ→発見:過程を学ぶ
- 個人的学習→コラボレーションによる学習
***スクール2.0
Steven Brewer氏
以下のスライドのp9-p11を参照のこと。
http://www.slideshare.net/fona/intranet-pattern-languages-12...
- p9 先生から生徒への一方通行
古い学校、中央集権的(Old School, centralized command and control)
- p10 先生と個々の生徒の双方向
相談型意思決定(Consultive decision Making)
- p11 先生と生徒の双方向+生徒間の双方向
グループ相談(Group consultive)
大前研一氏
- 「教育革命」参照
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