Twitterは外からは見えない
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Twitterは外からは見えない。中に入るしかない。なぜなら、Twitterの流儀は米国の「ネットワーキング」(懇親会・カクテルパーティ・ホームパーティ)の流儀だからである。
米国のホームパーティのシーン
あなたはこの街に住むことになった。時期は冬。挨拶をした隣の家で、ホームパーティがあるから来ないかと誘われた。億劫だったので、行くとも行かないとも、返事は曖昧に済ませてしまった。
夕方、外出先から帰宅すると、隣の家ではパーティが始まったようだ。窓越しから人々が談笑しているのが見えるが、何を話しているかは窓越しからは聞こえない。
Twitterはパーティだ
Twitterのアカウントを取得せず、外から見るのは、呼ばれたパーティに参加せずに窓越しに覗くようなものだ。
招待されているのだから※、ノックして入るだけである。入れば、たくさんの人がおのおの勝手にいろんな会話をしている。全ての会話を聞き取ることはできないが、要所要所は聞こえてくるし、傾聴すれば内容もはっきり聞き取れる。
誰かが話しかけてくることもあるし、こちらから話しかけることもできる。積極的に会話をリードすることもできる。
これがTwitterの原理である。なお、Facebookも同様の原理である。
Twitterを理解するには体験しかない
Twitterを使わない人に、「Twitterって何が面白いの?」と質問されても、納得の行く回答をすることはできない。「昨日のパーティは楽しかったよ。何で来なかったの?」と言ったところで、パーティに参加しなかった人に、いかにそのパーティが楽しかったか?という体験(暗黙知)を、言葉だけで表現し(表出化)説得することはできないからだ。
要は、参加した人の話をきいて「ふ~ん、そうなんだ」で終わらず、「俺も参加しようかな?」と関心を寄せ行動するかどうかだ。好奇心がなく行動しない人はテコでも動かないので、説得することは無駄である。
※厳密に言うと招待というのは正しくない。しかし、Mixiが招待制であるのに対し、TwitterもFacebookも招待は不要でオープンである。つまりドアは開かれており、いつでも入ることができる。
関連リンク
「Twitter=米国流パーティ説」は、筆者の独自論である。アイ・エム・プレス編集長に話したところ、ブログで取り上げてくれた。
http://gray.ap.teacup.com/impress/696.html
関連ワード
- ネットワーキング
- 足跡機能
- 招待制
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すでに招待されているという観点は面白いですね! Facebookはあまり使ってないのですが、そういう文化なんですね。