夜と霧の履歴
アウシュビッツ収容所に収容された心理学者の話。
やなさわさんが生かされている理由を感じた本
いつもお勧め本として紹介している
言わずと知れた名著。アウシュビッツに収容されたユダヤ人心理学者が綴った体験談。
著者が生きて収容所を出られたのは、この本を書く使命があったから。
中学時代に読んだときはただ怖いとしか思えませんが、今読むと印象が違います。
生きることに勇気が出る一冊。
そして、著者はこんな事を伝えています。
「人間誰しも心の中にアウシュビッツ(苦悩)を持っている。しかしあなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望していない。あなたを待っている誰かや何かがある限り、あなたは生き延びることができるし自己実現できる」
カヤックという法人が生かされているのは、きっと何か生かされる理由があるんだと思います。
「アイデアは考えるな。」にも
アイデアは考えるな。
P56より
過酷な環境で家族が命を落とし、自分1人生き残るという状況の中、収容所にいる人たちの心理を淡々と分析していくという離れ技をやってのけたのですから。