信用の履歴

信用がないといちいち確認しなくてはならない。
これはかなりのコストである。
逆に言うとこのコストがなければものすごい飛躍できる。
つまり、信用があれば飛躍できる。

本田宗一郎にとっての信用とは「人に恩恵を与えること」

人間の生活は単独では成り立たない。
さまざまな人間関係を土台として、
無数の人の恩恵によって築きあげられている。
個人の生活をより幸福に、より充実したものにするためには、
当然この人間生活の構造を無視できない。
人間関係は信義をバックボーンとして、
円満に保っていかなければならないし、
他人から受けている恩恵には十分に
応えなければならない。
つまり、信用を確立することである。

私は信用をこう考えている。
ひとつは人間愛だと思う。
人を愛し、人に愛されることだ。
ひとつは約束を守ること。
もうひとつは人に儲けさせること。
つまり自分の人生と仕事を通じて多くの人に恩恵を与えること、これに尽きると思う。


「やりたいことをやれ」P114 より

「間違い」と「嘘」

アメリカの、海外の新聞は何度間違えてもいいんです。間違えないほうがいいんだけど。ただ、一回嘘ついたら終わりなんで す。嘘は一発で終わり。(中略)アメリカ中のメディアに対してブラックリストに載っちゃうからもう就職できないんです。

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