イスの履歴
そしてあるとき人間は「二足歩行」と「寝転ぶ (lies down).」との中間の状態、つまり、「座る(sits down).」という状態をキープするための道具=「イス」を作りだした。イスは、思考すること、手によってモノを作ることを行いつつ、足を重力から開放した。そして脳がクリエイティブな思考を始めるとき、その振動の影響をうけて、体重を支える必要のなくなった足は、純粋に振動することが可能になった。こうして、地球上にはじめて、BBU=ビンボーゆすりが発生したのである。
そして、そのBBUを加速させる道具が登場したのである。
それが「イス」だ。