8月11日の履歴

2009

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アボガドリア

2005

【メディア】世界を変える個人メディア

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↑昨日買いました。
ホリエモンもお勧めらしいです。
僕からもお勧めです。

「ブログ~世界を変える個人メディア~」
というタイトルですが、
400ページ以上あって、
ブログに限らず、WikiやP2Pなど、
様々なものについて言及しています。

ウェブを開発したティム・バーナーズリーの
ウェブの構想は、読み出し・書き込みの両方ができるウェブでした。
しかし1990年代に現れたのは本質的に
読み出し専用のウェブでした。
しかし、1999年、著者がデイブ・ワイナーという人から
ブログの原型になるものを見せてもらいました。

  • ------以下抜粋(p63)----------

 ワイナーと、初期のブログのパイオニアたちが
作り出したものは画期的だった。ウェブは読めるだけじゃなくて、書き込めなければならない。しかも徹底して簡単に使えるものにしよう、と彼らは心に決めたのだ。
 そして読み・書きウェブは本当に蘇った。これまでにないやり方で、読むだけじゃなく、書き込むことも出来るようになった。コンピューターとインターネット接続さえあれば、誰だってメディアを所有できる。今はまだ先進国だけの話かもしれないが、そんなことが歴史上初めて実現した。ほんんど誰でも、ニュースがつくれるのだ。

  • ------抜粋終わり-------------


今みんなが手軽に使っているブログも、
こういう人たちのそういう思いがあって誕生したんですね。
誠に美しいと思います。
僕は、みんなにわかりやすくWikiを使ってもらうためにはどうしたらいいか考えている立場なんで、
この文章はちょっと嬉かったです☆

なんせ、この本、400ページもあって、
他にもすっごいいっぱいおもしろい事が載っています。
特にメディア系の人は読んでみては!?

【メディア】荒らし

前回の日記に書いた本に「荒らし」についても書かれていました。
荒らしとは本文の趣旨とは関係ない、もしくは適切ではない書き込みをし、迷惑をかけることを楽しむ行為です。

Wikiを作った「ワード・カニンガム」さんのWikiに
荒らし(Troll)の定義が載っていました↓
http://c2.com/cgi/wiki?TrollDefinition

面白かったのは最後の文章。

If you find yourself patiently explaining, at length and in great detail, some obscure point to someone who isn't even being polite to you, then you are probably being trolled.

荒らしとはようするに「時間泥棒」であるわけだから、
あなたが熱心に何かを伝えようとしている時、
その人がちゃんと聞いてくれなかったら
それもまた、あなたの時間が無意味に奪われているので
あなたは「荒らしにあっている」といえます。
みたいな意味。

こんな文章が書ける人間になりたい!
そしてすらすら英語が読めるようになりたい!!