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建築家アレグサンダーの概念的な言葉。
ある中心的な質が存在する。それは人、町、建物、荒野などの生命や精神の根源的規範である。この質は客観的かつ正確であるが、名づけることはできない。この質を自己の人生に求めることは、万人にとっての基本的命題であり、すべての個人の物語の要である。それは、自分が最も生き生きとする瞬間や情況を求めることである。(中略)建物や町の無名の質は、人々の平凡な日常活動から間接的に生成されるだけで、人為的にそれをつくることはできない。ちょうど、花が種から生成されるだけで、人為的にそれをつくれないのと同じである。
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