コンテキストの履歴
「文脈」と訳される。
TwitterのTL上に
色んな人の140文字短文が混在しても
価値があるのは140文字そのものだけではなく
それを発言している「人」の情報が
脳内付与するので成り立つ。
仮にTL上からアイコンやユーザ名が消えて
本文だけになったらマジで意味わからんように
なると思う。
こういうメタデータがコンテキスト
書籍を小さくヒットさせるためのキーワードでもあるらしい。
佐々木俊尚さんの電子書籍の衝撃
村上春樹さんの小説の主人公は
「音楽を演奏するのは、空を飛ぶことの次に楽しい」と言った。
だが、現実世界にそんなこと言う人はほとんどいない。
現実世界にないものがそこにあるから「価値」となる。
読み手を知らない世界に連れて行くのが「コンテンツの価値」
一方ケータイ小説の「恋空」は
「俺たちマブダチだもんな~」
みたいな表現。これやったら現実世界で耳にする言葉。
この1語1語はそんなに深くないんだけど
全体として読むとリアリティというか親近感みたいなものがある。
これが「コンテキストの価値」
という理解。