JAISTの履歴

金沢にある大学院

中期目標・中期計画(平成23年3月)

②教育課程に関する具体的方策
【5】 多様な背景をもって入学してくる学生に対して、博士前期課程、博士後期課程それぞれ
の到達目標を明示し、その達成に向け、従来から実施している週2回の講義とオフィス・アワ
ーによる個別指導を基本としたクォーター制(4学期制)を堅持するとともに、達成度を定期
的に点検し、結果を公表の上、カリキュラム改革に生かす。これらを通じて、到達目標の具体
化を逐次進める。
【6】 何を教えたいのかではなく、何ができるようになってほしいのかというアウトカムを重
視した教育を実施するため、外部の様々な層との間に構築したネットワークを通じ産業界等社
会が修了生に求める事項を把握し、それを養成するためのカリキュラム編成を柔軟に行い、結
果を公表する。
【7】 複数指導体制のもと、プロポーザルから学位論文作成までのプロセスにおいてきめ細か
な指導を実施するとともに、質疑による厳格な論文審査を行う。また、学習効果を高めるため、
学習ポートフォリオを導入し、学生一人ひとりに応じた教育を実施する。
【8】 博士前期課程、博士後期課程ともに、専攻する分野における主テーマ研究に加え、他の
分野における副テーマ研究を行い、複眼的に研究活動に取り組むことができるよう指導する。
また、学生のキャリアタイプに応じて、社会的実践力を習得するため、企業経験や国内外の研
究機関での研究活動を積極的に奨励する。
【9】 文系理系の枠を超え、広く人間と社会の諸問題について深く学び、幅広い知識を身に付
ける機会を設けるためにすべての研究科で設定している「共通科目」の充実に向け、履修状況
も踏まえた定期的な点検・見直しを行い、内容の改訂・科目の改廃を実施する。

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/10/1304969_02.pdf