ボランティアの履歴
たしか「ユダヤ人大富豪の教え」に
ボランティア活動には素晴らしい人が集まるので
積極的にやりなさい的なことが書いてあったと思う。
たしかに
自分でいっぱいいっぱいだったり
奉仕の心がない人がボランティアへ行ったりしない。
実際うちの里香さんは
新潟のボランティアでたくさんのすばらしい人脈を構築されてるっぽい。
「かせぎ」と「つとめ」
松岡 「かせぎ」というのは、野菜を生産する、両替をするなど、金銭を得る仕事ですね。そして共同体に戻るとその人は、火事の火消しだとか、屋根の葺き替えとか、子どもの世話とか、そういった手伝いをする。これが「つとめ」です。橋が壊れたからみんなで直す、祭だからみんなで餅をつく。これらはかせぎに入らない。かせぎ半人前、つとめ半人前、両方で一人前だとみなされていました。
でもいまの日本の社会では「おつとめはどこですか?」と聞くと会社名を答えますよね。つまり、つとめ(勤め・務め)とかせぎが一緒になってしまったんです。だから、企業で働く人は給料をもらうためだけに働くようになってしまいましたね。給料をもらう以外に働く社会的意義を見出せなくなっている。