クマムシを飼うには

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クマムシを飼うには―博物学から始めるクマムシ研究


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4805208031/tanelorn...

鈴木 忠

森山 和道

概要

書は、サイエンスライター森山和道の週刊メールマガジン「サイエンス・メール」(moriyama.com) で配信された生物学者鈴木忠へのロングインタビュー「クマムシのナチュラルヒストリー」(2007年2月~5月)をまとめた単行。クマムシの生態から研究の現状までを多方面から語り合う。乾燥すると「樽」になり、放射線や熱、低温にも負けない。そんな「不死身伝説」で知る人ぞ知る小さな動物、クマムシ。それだけで緩歩動物門を構成する生き物だ。しかし、その「伝説」はどこまで当なのか。そもそもクマムシとはどこに住んでいるどんな生き物なのか。何を食べてどんな暮らしをおくっているのか。どこまでが真実なのか、何がわかっていて何がわからないのか。サイエンスライター森山和道は、鈴木忠にロングインタビューを試み、自身のメールマガジン「サイエンス・メール」において、14回にわたって配信した。このインタビューでは、クマムシの生態について語られただけではなく、研究対象としてクマムシを選んだことによって見えてくる自然科学研究の現場が、一般読者に実感をこめて示されている。森山の巧みな問いによって、研究者自身の生身の姿が浮かび上がり、日における研究現場の現状も明らかになる。著者たちは、クマムシに興味を持ったらそれだけでなく、そのへんの道ばたに生えているコケの中にも、さまざまな生物同士が絡み合うミクロな宇宙が存在することを認識してほしいと願いながら、ロングインタビューを締めくくっている。

2008/07感想

森山のサイエンス・メールの「ゆる~い感じ」が非常によく再現されていると思う。
リンクに飛んだり、他のサイトを参考にしながら読むメールマガジンもそれはそれでいいが、やはり紙のはいいですね。
表紙、裏表紙のクマムシ写真もなかなか綺麗で良い。

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