フルメタルジャケット

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軍用装弾は「人間に向かって撃つ」ことが前提なので、「人道上」鉛中毒を起こさないよう金属で全て覆うように定められている。
このため、軍用装弾は全て(フル)金属で(メタル)覆われている(ジャケット)。

スタンリー・キューブリック監督が世に放った、戦争映画の傑作「フルメタルジャケット」はこれから。

映画フルメタルジャケット」といえば
「逃げるやつはベトコンだ! 逃げないやつは、訓練されたベトコンだ!」
「よく女子供が殺せるな」「簡単さ、動きがのろいからな」
などの「名台詞」がAAと共にいまだによく使われているが、映画の真骨頂はハートマン軍曹に尽きる。
ハートマン軍曹の奔流のような罵声は見ているだけで脳が焼けそうで、前半の山場スノーボールが便所で「7.72mm…フル…メタル…ジャケット」と呟きながら弾装に弾を込めるところはまさに鳥肌モノ。
かつてLDは2枚組みで、訓練所最後のここの場面までが前半1枚に収められていたので、この前半1枚を何十回となく見た記憶がある。
(もちろん今はDVDで持っている。)

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