三都物語
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内容(「BOOK」データベースより)
才能を買われ、彼らは異国のスタジアムに招かれた。世界を流離うコーチ・雪島裕司は、黒社会と関わっていた。奇跡的に復活した投手・金光洋昭は、ベトナム戦争の亡霊と遭遇した。アジアの超新星・劉東生は、知らず陰謀に呑み込まれていた。みな禁断の路地に足を踏み入れてしまったのだ。横浜、台中(台湾)、光州(韓国)。神なき三つの都に降る雨が、男たちの体を蝕んでゆく―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
船戸 与一
1944(昭和19)年、山口県生れ。早稲田大学法学部卒業。’85年『山猫の夏』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。’89(平成元)年『伝説なき地』で日本推理作家協会賞を受賞。’92年『砂のクロニクル』で山本周五郎賞を受賞。2000年『虹の谷の五月』で直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
読書:2009年45冊目
日本=横浜、台湾=台北、韓国=ソウルの三都を舞台にしたプロ野球犯罪物語。
もう船戸風の「あーこれ絶対悲劇で終わる感」がビンビンです。
まぁとは言っても珍しく長編ではなく、連作短編なのでお気軽に。
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