涼宮ハルヒの消失

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1回目鑑賞感想


見はじめた時から酔ってます。劇中にも飲んで酔ってます。全面的に長門視点です。











いやー、キョンひでぇわ。
原作を読んだ時にも思ったけど、映像にするとなお酷い。

この話の大体の筋としては
感情を持った長門が「あなたの好きそうな ワ タ シ に変身して、あの女も消しておいたから、私と一緒に楽しく暮らそう、ね?」というのをキョンが断る話なんですが、
まーキョン君ったら「ハルヒがいないハルヒがいない」ばっかで、最初から最後までスッパリと長門きゅんは振られちゃいました。
まぁそれはそれで良いんだけど、キョン君すっぱり振っておいて、それで刺されたら
「な、なぜだ?おまえがそんなことの望むわけないだろう?」
って、振った女が自分を刺さない自信満々。いやあんた、今この瞬間その女の「私の考える幸せな世界」を全否定しましたよ?刺されてもしょうがないっしょ?
しかもまだ好きでいてくれること前提で、元の世界に戻った屋上で思わせぶりな態度たっぷり。
お前、もう一度刺されろよ。
大体、「あなたの好きそうな ワ タ シ に変身したわよ…え?ダメなの?」だけで、長門にしたら毛布かぶって「うわぁぁぁぁ」と言いたい黒歴史だろうに、それをほじくり返して「いや、それはないわ。でも俺、お前のこと好きだから守ってやるよ?」って凄いな、それ。
やっぱキョン、何度か刺された方が良いわ。
もしくはチンコもげろ。

2010/02/13鑑賞

2回目感想


見始めたときはドライ。劇中の飲も少なめで、結構「ちゃんとみられた」と思う。でもやっぱり長門大好き。

長門切ないです…。

先日見たときはお酒が入りすぎて、ちょっと時系列整理つかなかったんですけど、大体わかったように思います。

ハルヒ世界の前提は
ハルヒは世界を改変する能力があり、3年前の七夕時に現世界を過去を含めて構築した。
構築式は「私はここにいる、全世界よ私を見ろ」。
ハルヒは世界の中心になったが、それに気づかず不満に思っており、不満が高じると再構築の可能性がある。(3年前に、過去を含めて構築されたかもしれない)宇宙人、未来人、超能力者がハルヒを観察し、現世界の保持を図っている。

今回の事件は
ハルヒ世界に不満を持った長門は、ハルヒの力を盗み、12/18早朝に過去1年を含めて長門世界を構築した。
構築式は「私はここにいる、あなたに私だけを見てほしい」。
これにより、ハルヒそして長門は世界改変能力を喪失(「ここにいるのは、タダの女の子よ」となる。これが長門の望んだ世界。)、同時に別時間からのアクセスを遮断するが、「そのままのあなたに選んで欲しい」と主人公=キョンのみは改変せずにハルヒ世界の現状のまま残し、ハルヒ世界と長門世界の選択を迫る(…ふりをして、かまってもらう?)。
(甲南病院屋上での会話「あなたの記憶を改変することも可能」からからわかるとおり、「キョンを含めたすべてを望みのまま再構築する」ことも可能だった。)
キョンは修正プログラムを発動させ、ハルヒ世界に再々構築。
となっております。


12/18午前4時周囲の時系列、世界構成がわかりにくい(ように感じた)ので、まとめてみます。

上記の通り、
ハルヒが世界を構築したのは3年前の七夕を含む過去すべてです。(未来に干渉できる可能性もありますが。)

長門が世界を再構築したのは12/18午前4時から「過去1年間」です。
ですので、七夕イベントはそのまま保持されており、キョンはここを手がかりに長門の設定したゲームをクリアします。(現世界を構築したこのイベントを改変してしまうとどうなるか、そもそも改変できるのかは、誰にもわからないでしょう。)

ここで七夕イベントの必要構成要因を整理してみます。
ハルヒはもちろんとして、必要なのはジョン・スミス=現在のキョンです。
現在のキョンを送り込み、行動を示唆したのは未来人大小朝比奈さんです。
未来人大小朝比奈さんが存在するのはハルヒ世界で、長門世界には存在しません。
というわけで、七夕イベントにはハルヒ世界が必須です。

と、いうわけで、長門世界はすでに成立時において、12/18以降のいつかの時点でハルヒ世界に再改変される事が「確定」しています。

その再改変時期は、12/21に
>YUKI.N
からの「Ready?」(「YorN」では、ありません。準備は出来た?です。)という問いかけに対して
キョンが「バリュースターのリターンキー」を押したときです。
ちなみに、PC98にはEnterキーはありません。あるのは「リターンキー」です。RETURNで「もとに戻る」のは、必然ですね。

ここからキョンは3年前に飛ばされて、12/18午前4時に帰ってくるのですが、刺されて目覚めて「いつから寝ている?」の問いの答えは
「12/21放課後に買出しに行くとき」で、
時間的にリターンキーを押したときにほぼ合致します。

その再改変に一度刺されたり、それを助けたり(朝比奈さん大がつぶやいたのは「ごめんね」か?)、階段から落ちたという再改変のつじつまあわせが必要なのは、また後の話、ということでしょう。


前回も、長門の切なさが心にしみたのですが、今回は「ロボ長門」の切なさが特にぐっときました。
キョンへの思いを募らせていく(人いわくエラー、キョンいわく感情…この朴念仁め!)所もさることながら、「絶対に届かない思い」だと自分でわかっているのに(だって3年前を改変しない限り再改変が必至ということを「あの長門」が判らないはずがない)、わざわざこんな世界を構築するほどに思いが募っていたわけです。
最後のほうの切なさはまた格別でした。
再改変のReady?→RETURNも「わかりきっているのに」他のキーを、とか成功は保障できない、とか書いちゃう。Returnキーを用意しているのに入部届け「Enter」をつき返されると震えちゃう。
「あなたがそう望んだんじゃない」と「手に入らないならいっそ」と思うほど思いつめちゃう。
でも好き過ぎて助けちゃう。
思いが届かなくても、屋上で「私消えちゃうかも」とかまって欲しいと訴えちゃう。
で「俺のヨメが何とかしてくれるさ」とか言われちゃう。
「ゴメンな」とか言われてうつむいて(あのロボが!)いたところを「ゆき」と言われて叱られ→ほめられコンボの子みたいにキョンのこと見上げちゃう。でもこんなに焦がれるあの人が言ったのは有希じゃなくて雪だったりしちゃう。

あーもう、かわいいな!

終わり。

2010/03/04鑑賞

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