1月8日
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2009年
木曜日
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2004年
2002年
今日の読書
* 今年の正月も毎日毎日一升酒くらいながらダラダラ読んでいました。だだしトレモロ指数が2を超えていれば格闘技通信など雑誌のバックナンバー読みふけっていたけど。
1>グッドラック―戦闘妖精・雪風
ハヤカワ文庫JA
神林 長平 (著)
価格: ¥860
文庫 - 638 p (2001/12/01)
早川書房 ; ISBN: 4150306834 ; サイズ(cm): 15 x 11
名作「戦闘妖精 雪風」の続編。前作の雪風が自我を持ったことを明らかにした衝撃的なラストの直後から物語はスタートする。
冒頭では零は昏睡状態であるが、やがて無人のまま味方基地を攻撃しはじめた雪風に呼応するかのように覚醒。雪風に、そして他の人間に繋がりを求める「より人間らしくなった」零と、自我を持った雪風が互いに近づいて人間-機械複合体とでも言うべきものに変化しつつ、ジャムの謎に迫る。
しかし、雪風が自我を持ち、より完璧な?戦闘単位になってしまったからだろうか、零がより人間らしい方向に行ってしまったからだろうか、前作に見られた「人間関係を拒絶する人間関係の冷徹な物語」という印象は薄れてしまっている。
前作1冊と本作の中盤までかけて雪風と零のお互いの信頼関係というか、お互いに「右腕」になる物語は恋物語のようでもあるが、そうなってしまえばこの両者の関係が結局、いつかどこかでみたような、ナイトライダーのキットとマイケルのどこかほのぼのとした描写になってしまうのはなんとも嬉しいような惜しいような。
とはいっても雪風のそれは[GOOD LUCK...Lt.]とあくまで寡黙(?)なんだけれど。
前作の雰囲気、物語を踏みつつ、より神林節強くなっています。
2>それは違う!
文春文庫
日垣 隆 (著)
価格: ¥524
文庫 - 248 p (2001/12/01)
文芸春秋 ; ISBN: 4167655020 ; サイズ(cm): 15 x 11
詐欺的文章のオンパレード『買ってはいけない』などを実例を挙げて批判。雑誌掲載文やWEBの文章に手を入れたものがほとんどなので、手ごろに読みやすい。
この本の作者の姿勢、結構好きだな。
ガッキィファイター:日垣隆のオフィシャルサイト
3>コンセント
幻冬舎文庫
田口 ランディ (著)
価格: ¥600
文庫 - 350 p (2001/12/01)
幻冬舎 ; ISBN: 4344401808 ; サイズ(cm): 15 x 11
ええっと・・・困ったな。
主人公はじめ登場人物に共感はおろか実感も出来ませんでした。ファンタジーに分類される話なんだろうけど、私にとって登場人物の方がファンタジー。好きな人は好きなんだろうけど、いわゆる「乗れ」ませんでした。
4>スカートの中の秘密の生活
幻冬舎文庫
田口 ランディ (著)
価格: ¥533
文庫 - 254 p (2001/06/01)
幻冬舎 ; ISBN: 4344401166 ; サイズ(cm): 15 x 11
以前に「こういう男性論女性論人生論などは作家のファンブック」と述べたが、今でもそう思っている。ファンでもないのに読んじゃいけません。
5>白い犬とワルツを
新潮文庫
テリー ケイ (著), Terry Kay (原著), 兼武 進 (翻訳)
価格: ¥552
文庫 - 272 p (1998/02/01)
新潮社 ; ISBN: 4102497021 ; サイズ(cm): 15 x 11
頑固爺父が頑固に生き抜いて死ぬ。いいね。
結構話題になっている本らしいが、俺今犬が出るともうダメ。イヌが人間の支えになったりする、それだけで泣きそう。
それはいいんだけど、編集校正間違ってないか?
爺の日記の文章だけ活字がでかくなるのだが、文字間の方が行間より開いて見えるのだが。言うまでも無く、めちゃ読みにくい。最初ここだけ横書きなのかと思った。
爺の日記が出るたびに読みにくくてイライラして流れが途切れてしまう。明らかに編集のミスだな。残念。
2000年
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