11月16日

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2008年


日曜日

Dr.マリオでVS_PCをはじめるが、全然勝てない。Compさん、強いっす。

読書


龍神町龍神十三番地 (徳間文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
14歳の少女を誘拐、強姦、殺害のうえ、身代金を要求した犯人を銃殺した元刑事・梅沢信介。殺人犯として服役。出所後、梅沢は抜け殻だった。浸りの彼に長崎県五島列島の小さな町の町長が不審な事件の調査を依頼した。隠れキリシタンの島に到着した梅沢を待っていたのは、島民の敵意と、おどろおどろしい人間関係。そして、町長が撲殺され、さらなる殺人の連鎖が始まる。怨念と憎悪の連環が風光明媚な島に惨劇を…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
船戸 与一
1944年、山口県生まれ(データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


田舎のドロドロとした人間関係をバックに「これでもか、これでもか」と殺人が起こり続け、誰が味方で誰が敵か、むしろみんな敵なんじゃね?という状況下を主人公はその中を右往左往…あ、これって今見ている「24」みたいな感じだな。
とても面白くて「次どうなるんだ?!」とのめり込めるんだけど、よく読んでみると敵味方とも皆イキアタリバッタリ…うん、面白いんだけどな~ミステリって感じじゃないよな。
しかし船戸が「冥土の土産に教えてやろう」をするとは思わなかった。





蟹喰い猿フーガ (徳間文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
義侠とプライド道連れに舌先三寸詐欺稼業。騙したつもりが惚れられて、天下一品笑顔の愛嬌。アメリカ大陸股旅暮らし。追いつ追われつ大金奪取の大攻防。どこで死のうと風まかせ。“伝説の詐欺師エル・ドゥロ”の名口上。「人生のうちで重要なことはほとんどないに等しいんだ。何が起こったって、べつにおたつくことはねえやね」愉快痛快ちょっぴり哀切のコンゲーム小説。


船戸与一を2連発です。

心沈むかな~と思ったのですが、この「蟹喰い猿フーガ」は船戸与一なのに(なのにって言ったらダメか)明るいんです!
え~?!こんな作風もあるんだ。
導入部で「成功した主人公」が出てくるのも異例中の異例ではないでしょうか。ピンチになっても死なないとわかっている船戸主人公…いつもいつも「この登場人物たちはきっと酷い目にあって死ぬかそれに準じた形になるんだ。」とのラストを念頭に置きながら読むのが船戸小説、と思っていたのですが…(けなしていませんよ。「だがそれがいい」と思っています)。

物語が二転三転して目が離せないのは何時も通りですし、船戸テイストも十二分、しかも明るい作風…これは良いものを読みました。




日本のニート・世界のフリーター―欧米の経験に学ぶ (中公新書ラクレ)

出版社 / 著者からの内容紹介
の若年失業率は九〇年代末から上昇し、二十年遅れで欧米並みの深刻な事態となった。背景にあるのは、パートなど非正規雇用の増加という構造変化だ。メディアはニートだフリーターだと騒がしいものの、政策対応は緒についたばかりである。然るに欧米は、二十年以上にわたってこの問題に取り組んでいる。書は、英国のニューディール、ドイツのデュアルシステム、オランダのパート対策などの成功例・失敗例を分析し、教訓を導き出す。

内容(「BOOK」データベースより)
欧米先進国は二十年以上、若年雇用問題に取り組んできた。書は英国のニューディール、ドイツのデュアルシステム、オランダのパート対策等の成功例・失敗例を検証し、教訓を導き出す。


内容紹介にあるように、世界の若年雇用問題対応を解説したです。
各国の成功例、失敗例が学べて実に面白いです。ただし、それぞれの国の歴史があるので、成功例を真似すればいいというものでもない、というので「教訓」しか導き出せないので、日がどうすればいいのかの明確な答えがないところがつらいところです。

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