ゆとり世代
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1)「ゆとり世代」というラベリングによって、企業内部の問題はすべて「若手個人の属性」の問題とされ、それに対する処方箋が打たれることになる。しかし、本来ならば、問わなければならない、企業内の職場環境、労働環境に生じている問題を覆い隠してしまう。
2)「ゆとり世代」というラベリングは、若手がもっている新たな能力を発見することができなくなってしまう。かつ、「おれはゆとりだから」というかたちで、若手を自嘲に向かわせ、本来必要な世代間の対話や、世代継承性を失わせてしまう。
http://www.nakahara-lab.net/blog/2009/06/post_1522.html
企業経営者、人事担当者はこれから入社してくる「ゆとり世代」を非常に危惧しているように感じます。1つには受けてきた教育そのものに競争が無かったというイメージが払拭し切れてないのでしょう。
競争の有無が良いか悪いかは別として、企業の中枢を担う50代~60代の方と、企業の末端で活躍する20代の方が受けてきた教育は全くの別物です。そんな世代が一堂に集まる「会社」という枠組みの中で、お互いのことを理解しあう姿勢がなければ、企業運営はうまくいかないと思います。
極論、同年代だけで会社を経営すれば、価値観の共有などは今よりもずっとしやすくなりますし…w
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