ブリッジ
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むかしむかし、まだノートPCに無線LANというものが標準装備されていない時代に、無線LANと有線LANのブリッジをLinuxで作ったことがある。
ブリッジの作り方は2種類。
1.「本物の」ブリッジとして製作する。
2.代理ARPを使った疑似ブリッジとして製作する。
1の方法で作る時は有線LAN,無線LANのNICがともにプロミスキャスモードをサポートしている必要がある。
で、自分はそのころプロミスキャスモードをサポートするカードとサポートしないカードの両方を持っていたので、両方の種類で作った。
1の場合には、ブリッジを経由して文字通りイーサネットフレームがそのまま伝達される。なので、特に不具合がおこることも少ない。
2の場合には、疑似ブリッジを経由した段階でMACアドレスを書き換えるため、たまに問題が出てきたような気がする。(おそらくARPキャッシュがらみではないかな、と思ったような気がする。)
ちなみに、疑似ブリッジを経由しているかどうかは、疑似ブリッジの「こっち側」で、「向こう側」にあるレイヤ3アドレス(要するにIPアドレスとか)と対応するMACアドレスを調べるとわかる。
本物のブリッジを使っている場合には向こう側のMACアドレスを、疑似ブリッジを使っている場合には疑似ブリッジのMACアドレスを返す。はず。たしか。
ちなみに、昔は結構プロミスキャスモードに対応した無線LANのNICがあったけれども、今は見かけたことがない。メーカーの特定のチップしか対応していないらしい。
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コリジョン・ドメイン を分割する。 ルーター が IPアドレス のテーブルを持つなら、 ブリッジ はMACアドレスをテーブルを持つ。
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