昨日までの世界

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日本語序文

本書では、健康、子ども、高齢者、言語、宗教、交易、生命への危険、紛争解決、「われわれ」と「見知らぬ他人」との関係といった、人類に普遍的なテーマを紹介する。

本書概要~原始社会から学ぶ人生・社会の知恵

ジャレド・ダイヤモンドの名著。「昨日までの世界」とは、原始的社会・伝統的社会のことである。彼が主にフィールドワークを行ったニューギニアでは、1930年代まで、ヨーロッパ人との遭遇はなかった。彼が進化生物学者としてニューギニアでフィールドワークを開始したのは1960年代であり、ヨーロッパ人に遭遇する前のことを記憶しているニューギニア人も数多く存在していた。

原始的社会から、ただ遅れた社会であり、打ち捨てておけばいいのだろうか?近代文明社会で生きる我々は、原始社会から人生・社会の知恵を学ぶことはできないのだろうか?本書は、「昨日までの世界」を分析・解説することにより、そのことを示唆・提示してくれる。

目次

上巻目次

日本語版への序文
プロローグ 空港にて
第1部 空間を分割し、舞台を設定する
 第1章 友人、敵、見知らぬ他人、そして商人
第2部 平和と戦争
 第2章 子どもの死に対する賠償
 第3章 小さな戦争についての短い話
 第4章 多くの戦争についての長い話
第3部 子どもと高齢者
 第5章 子育て
 第6章 高齢者への対応ー敬うか、遺棄するか、殺すか

下巻目次

第4部 危険とそれに対する反応
 第7章 有益な妄想
 第8章 ライオンその他の危険
第5部 宗教、言語、健康
 第9章 電気ウナギが教える宗教の発展
 第10章 多くの言語を話す
 第11章 塩、砂糖、脂肪、怠惰
エピローグ 別の空港にて
謝辞
訳者あとがき
参考文献

関連リンク

  • ブログ記事

http://naokis.doorblog.jp/archives/51852531.html

編集履歴

  • 2013.09.07 目次、関連リンクを追加
  • 2013.06.21 初稿

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