表出化
0pt
ナレッジマネジメントのSECIプロセスにおいて
表出化(Externalization)
暗黙知からあらたに形式知を得るプロセスである。
言語化、図像化、形式知化、共有化である。
SECIプロセス
表出化>結合化>内面化>共同化>表出化
Wikiにおいて
スピード公開
ポイントは3つである。「知識の形式知化が容易であること」(Wiki記法の簡単論理構造)と、「編集完了=公開であること」、「やり直しも速いこと」(Wiki記法の自動履歴管理)である。
知識の形式知化(言語化・構造化)が容易
- 見出し機能、箇条書き機能で、知識を論理的に素早く構造化させる。
- Wikiの言語は簡単である。HTMLやStylesheetなどの言語をマスターする必要がない。
編集完了=公開である
- Webブラウザ画面上での編集作業になるので、編集完了=即時公開である。
やり直しも速い
- 誤記・誤字を見つけたら、直ちに編集し、更新できる。
- 履歴管理されているので、失敗してもすぐに過去版からやり直せる。
従来のWeb公開の欠点
- 従来のWeb公開では、CMSを使っていようがいまいが、ローカルでHTML作成>プレビューで確認>FTPでWebサーバに転送して公開というステップを踏む。編集と公開が同時ではない。Wikiのように、編集&公開を超高速回転することはできない。
コメントはまだありません