暗黙知
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元出典
英:Tacit Knowledge
物理化学者から後に社会科学者へ転向したマイケル・ポランニーの造語である。
私たちは言葉にできるより多くのことを知ることができる。
具体例として
ある人の顔を知っているとき、百万人の中からでも顔を見分けることができる。しかし、通常、私たちは、どのようにして自分が知っている顔を見分けるのか分からない。認知の多くは言葉に置き換えられないのだ。
出典:暗黙知の次元 マイケル・ポランニー 著
ナレッジマネジメント
後に野中郁次郎がナレッジマネジメント中で、暗黙知・形式知を説明した。
- 言語化しえない・言語化しがたい知識
- 経験や語感から得られる直接的知識
- 現時点での知識
- 身体的な勘どころ、コツと結びついた技能
- 主観的・個人的
- 情緒的・情念的
- アナログ的、現場の知
- 特定の人間・場所・対象に特定・限定されることが多い
- 身体経験を伴う共同作業により共有、発展増殖が可能
企業の強み、他社には模倣のできないコンピタンスの多くの部分は、暗黙知から成っている。
出典:知識経営のすすめ 野中郁次郎/紺野登 著
関連ワード
- 形式知
- SECIプロセス
- 共同化(暗黙知>暗黙知)
- 表出化(暗黙知>形式知)
- 内面化(形式知>暗黙知)
- 創発(Emergence)
- 数の暗黙知(2021.05.16 TBS『ドラゴン桜』で紹介される。
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