認知限界

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俗に「150人の法則」と呼ぶ。人類学者ロビン・ダンバー(英:Robin Dunbar)による。社会論・組織論・コミュニケーション論である。

平均約150人(100-230人)が「それぞれと安定した関係を維持できる個体数の認知的上限」である。

出典:ロビン・ダンバー - Wikipedia

ティッピング・ポイント

マルコム・グラッドウェルによる解説を見てみる。

「150の法則」という背景 人の行動に感染する効果的な集団の規模

  • 回路容量(Channel Capacity)ー人間が一度に扱える情報量は限られている
  • 霊長類の新皮質率(=社会調整能力担う)から算出すると、人の集団規模は147.8人
  • オーストラリア・ニューギニア・グリーンランドの狩猟・採取社会の村落の平均人口は148.4人
  • 150人以下であれば、規範なしでも同じ目標を達成することができる

出典:ティッピング・ポイント マルコム・グラッドウェル著

社会・組織・コミュニケーション

コミュニケーション不足が起きる臨界点

筆者の実経験としても、組織の規模が150名を越えたあたりから、組織内のコミュニケーション不足が顕著になってくる。
軍隊では、コミュニケーション不足は致命的である。「ティッピング・ポイント」によると、軍隊の小隊は150人以下で組成されているとのことである。

戦略的組織

日本では、戦略立案とその遂行がうまくない企業が多い。うまくできないのなら、組織を150人以下の単位で分割するというのも一つの手である。いや、組織を150人以下の単位に分割することこそ、戦略と言えなくもない。

社会的ネットワーク

オンラインの社会的ネットワーク(SNS・Twitter)でも起きる。

オンラインのみで繋がっていて、リアルには会ったことがない場合、閾値は下がると思われる。経験的に80-120人当たりではないかと思われる。この閾値を超えて繋がると、Aさんの発言をBさんの発言と勘違いする等の錯誤が起こりうる。

実経験として、Twitter上で120人を超えたあたりで錯誤が起きた(2009年12月)。Twitterの利用ポリシー変更に至った。

関連ワード

  • 複雑系
  • 社会的ネットワーク
  • コミュニケーション
  • 認知科学
  • ティッピング・ポイント

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