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HoI2フィンランド4回目その3おわり

〔価格改定〕ハーツ オブ アイアンII ドゥームズデイ with アルマゲドン 【完全日語版】

(承前)

さて1943年正月、世界情勢をおさらいしてみると

枢軸:共産、連合と絶賛二正面作戦展開中。主要国はドイツ、あと2流国にフィンランドとイタリア。イタリアなんでフィンランドと戦力変わらねぇんだよ。

連合:アメリカを加えて意気軒昂。国土を脅かされる恐れも全くなく、自在に戦略爆撃によるドイツの国力低下実施中。

共産:ソビエトが人民の赤波怒涛の如く生産中。だんだん高くなるスタック怖いお。

ちなみに皇国:支那攻略中。なのに米帝に喧嘩売りやがった。おそらく連合艦隊が太平洋で米帝の「週刊空母、毎週空母が届いて1年後には空母で海が埋まります!」と死闘中。沈没艦履歴を見る限り、今のところ善戦中。

となっております。

ドイツはど~~~も初期突破にヒストリカル程度以上には成功し、ゲームに勝利できるかどうか疑わしい程度に失敗したように思えます。

ではスタート。

1943年初頭、例によって凍土、春にはぬかるみです。
ここで攻勢に出てモスクワを目指したいのは山々なのですが、冬季は(将軍に冬季戦スキル持ちがゴロゴロいるとはいえ)攻勢ペナルティが激しく、人的被害が大きくなりがちです。

冬季攻勢による人的被害はうかうかするとソビエトの人材プールを枯渇させるほどのもの…すでに人材プール「0」のフィンランドには絶対にご法度!です。

でもそうなるとこのあたり、攻勢に出れるのはぬかるみが終わった5月から冬季降雪が始まる11月までと半年しかないんですよね。

しかも夏になってみると、明らかにソビエトのスタックが前年よりも高く、強化されています。
まずいな…と思いながらもどうすることも出来ず、1944年を迎えます。

これはあれだ、ドクトリン研究して浸透戦術から夜戦切りこみ隊特化の日軍作戦しかない!
とスカンジナヴィア半島を制圧してIC19になっていたので工場を1つ作成し(今から考えるとこの展開なら最初から建てていれば…)マンネルヘイム閣下が研究に邁進し、深部浸透まで研究して夜間戦闘+40%だぜ!

この時期になると戦闘が大規模になって昼間に始めたとしても夜にまで続くことがほとんどで、そうなるとこの夜間戦闘+40%は鬼神の如くの力を発揮します。

と言いたいところですが、それは戦力を揃えられる皇軍などが使えば、であってフィンランドがこれをもっていたからと言って、赤軍の「壁」を壊すことはできません…こちらが頑強な「鉄床」となってドイツ軍という「ハンマー」が赤軍を押しつぶすのを待つしかありません…とただただ待ちの1944年ですが、ど~もこのハンマー、特に南方で打ち砕かれているような…う~む、こりゃあ1945年のゲームオーバーまで何とか粘るしかないな、と考えつつ1944年が終わり、最終年1945年です。

(このゲームでは終了年度をいくつか選択できます。最長1962年ですが、1945年を過ぎると大抵大勢は決している消化ゲームとなるし、何より重くて仕方がなくなるので、今回は1945年終了としました。)

さて1945年、ここを踏ん張れば枢軸の勝ちだ!きばれ!枢軸諸君!

とモニターに向かってハッパをかけてソビエトとの消耗戦に挑んでいると…あれ?なんか、南方戦線、突破されてね?セヴァストポリまで押し込んでいたはずなのに、なんか国境線もとに戻ってね?
と見てみると、ルーマニア、ハンガリーが壊滅していて赤軍が大突破を果たしています。
う~ん、ヒストリカルだ…と感心している間に、雪解けと共にソビエトの進軍速度は倍加し、ルーマニア、ハンガリーはたちまち赤軍の波に飲まれていきます。

ああ、破滅の音が聞こえる…もう1年、もう半年チョイ…

と思っていたら、アメリカ軍がイタリアに上陸、あっという間にイタリアを青く染め上げて行きます。

南方でドイツ軍が崩れるのを絶望的な目で見ていましたが、北欧戦線でもソビエトが攻勢をかけてきます。
何とか夜間防御プラスの効果で凌ぎますが、ドイツ軍が土防衛に引き抜かれ、徐々に崩されていきます。

そして決定的な破滅、秋にドイツがソビエトにより併合されてしまいます。これにより、ドイツ、イタリアなどに赤化傀儡政権が樹立されます。

フィンランドもソビエトの攻勢を支えれるわけもなく、ヘルシンキから半島先のほうに追い落とされます…が、ナルヴィクからドイツが上陸していた加減で元ドイツ領が赤化ノルウェーおよび赤化スウェーデンとしてソビエトの傀儡として再独立、上陸を図っていたアメリカ軍からの壁として機能してくれます。

このまま半年でも続ければフィンランドも赤化され、全ヨーロッパが赤化されるところでしょうが、ついに1945年ゲームエンド、フィンランドは「赤化か、死か」を突きつけられるという非常にヒストリカルな状況での終了と相成りました。

終了時のフィンランドICは2。開始時の13から一時は20まで伸びたのですが、国力を1/6に減らしての終了となりました。
実質、断末魔の枢軸国の領袖として存在していたのですが、枢軸の勝利ポイントは8、大負けです。

ちなみに日はついに支那を制圧し、南部仏印を押さえ、西方進撃しているソビエトに襲われることもなく、この1945年終了時にはおそらくソビエトと並んでもっとも成功している部類に入るでしょう。

(このゲームでは一つの同盟にしか入れないので、枢軸同盟に入るためには日-満州同盟を抜ける必要がある。AIにその機能は無いらしく、大抵の場合枢軸入りせずに日-満州同盟を保持したままである。正解!それ大正解!でもアメリカに喧嘩売るのは間違いだから!)

この後の世界を予想してみると、フィンランドは当然、赤化され、ヨーロッパを赤化した共産主義陣営は東にとって返して満州支那を飲んで日を屈服させ、やがて肥え太った赤軍と世界最大帝国アメリカとの第三次世界大戦が始まるのでしょうね…。

しっかし4回連続負けだよ。これ、ドイツ様が勝ってくれないとどうにもならんよなぁ…。

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