ダイソン扇風機のマーケティング

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日経BP 4/1
小林 弘人氏が語る「ツイッター利用10の黄金律」
「企業に役立つビジネス・ツイッター活用術」セミナー報告(1)
より


世界でほぼ同時に発表されたダイソンの、輪のような形をした「掃除機ではないなぞの新製品」のプロモーションがあります。言語もネットの使われ方も異なる各国をまたいだプロモーションで、ミッション・ポッシブルと呼ぶにふさわしい、大変なものでした。ミッションは、扇風機という言葉を使わず、3万7000 円と通常の扇風機よりずっと高価なこの“送風機”をバイラルさせること。日本でとった戦略はこうです

ダイソンの創業者であるジェームス・ダイソンに、多忙な中、日本に来てもらいました。そして昼に、有力なブロガーやツイッターユーザーとテクノロジーなどについて話をする機会を設け、夜に一般メディア向けの会見を行い、その様子は動画配信サービスのUstreamで中継しました。

 すると、ツイッターのタイムラインはこの製品のことで埋まりました。送風の仕組みへ関心を寄せるツイートも多く見られましたが、これには、昼に技術的な解説を受けていたブロガーたちが、ダイソンに代わって答えてくれました。彼らがハブの役割を果たしてくれたわけです。結果として、ダイソンのネット直販サイトには注文が殺到し、製造が間に合わず、出荷を延期することになりました。ツイートが風に乗りすぎ、バイラルが効き過ぎた例だと思っています。

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マーケティングって専門外すぎてわからん。
どうあっても自分が同じ戦略立てられるとも思えないし、これより優れた戦略を立てられるという気もしない。専門外だからこそ、広告代理店に勤める友人とかとの縁を大事にして、ときどきこうした刺激的な話を生で聴きたいもんだなぁ。

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