モーレツ社員
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収入激減! それで人生まで“無意味”になった?
週刊誌の記事で改めて考えた働くことの意義
河合 薫
日経BP 2010/05/13より抜粋
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100510/21432...
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1993年の労働調査
- 長時間労働をしている労働者の職場には、仕事量が多い、不規則勤務がある、厳しいノルマがあるといった特徴に加えて、全社的に長時間労働を評価する雰囲気がある
- 「好きな仕事ができなくとも高い地位に昇進したい」「ある程度昇進し、かつ嫌いな仕事でなければいい」という昇進志向の労働者は全体の51%で、「昇進よりも好きな仕事」との回答(37%)を大きく上回っていた
- 「成績に響くので、少しくらい体調が悪くても出社する」という労働者が36%に上ったのに対し、「仕事を休むと迷惑をかけるので、少しくらい体調が悪くても出社する」と77%が回答している
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本記事は、過去の週刊誌のタイトルや中身から、当時のビジネスマンの働き方や意識について、調査を行った内容をまとめたものである。
現状との比較はなされていないが、おそらく昔はモーレツ社員が今よりもたくさんいたのだろう。
問題は、現代において何故それが少なくなったのかだ。
価値観が多様化したと人は簡単にいうけれど、それはどういうことだ。結局そんなの、仕事をモーレツにこなしても報われにくくなったことの言い訳じゃないか。
多様化した価値観が向かった先の何かに、本当に人はモーレツに熱中しているのか?本当にそれで充実してる人生といえるのか?
少なくとも裁量労働制で、自分の仕事あがりに、静かで高速LAN環境が用意された自分のデスクで、こうして調べ物や書き物をしている自分は、最高に充実しているよ。
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