お得な高断熱の住宅について
現在の住宅は高気密化が進み,温度変化の少ないものになってきています。特に高断熱材の使用によってその効果は一層高まっています。冷暖房のコストは,普通住宅の半分以下というデーターもありますし,そのまま20年,30年と住み続ければそのコスト差はさらに広がっていくことにもなります。高断熱材を使てのリフォームは,通常のリフォームに比べてやはり予算的にはかかります。しかしそれは100~200万程度と言われ,年間のランニングコストの差からか考えると10年~15年程度で元が回収できる計算もあります。
将来的なエネルギー問題も見通せない中,光熱費などの節約は死活問題になってきています。少しでも高断熱材の情報を得て,取り組む時期だと思われます。
私の家では昨年,部分的にではありますが,高断熱材を取り入れたリフォームを行いました。築20年になろうかという時期でしたので,1階の居間部分のみに入れるという簡易工事でした。また,ガラス窓をペアガラスにして,さらに断熱効果を高めました。昨年の冬はとても暖かく,あまり暖房器具を使いませんでした。どうしても寒い朝や夜に入れる程度で,日中は晴れていれば,日の光で十分に暖かく過ごせました。また,ペアガラスのおかげで,窓の結露は全くなくなり,衛生的にもとてもすっきりしました。窓辺も厚手のカーテンを使えばすーすーする感じがほとんどなくなりました。夏も同様で,エアコンを使った冷房はあまり使いませんでした。以前は夕方暑くなってすぐにエアコンを使っていましたが,回収後はあまり使わずに生活ができています。ランニングコストはそう目に見えてということもありませんが,確実に少ない金額になってきています。
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