伊勢への旅は楽しいことがいっぱい
お伊勢さんに朔日参りに行きました。
毎月ではないものの、年に数回行く大切な月初めのお参りです。
ご一緒するメンバーも大体決まっていて、今回も仕事の先輩である年上の奥様との二人旅でした。
気配り上手で仕事はテキパキで、社会人としても主婦としても尊敬しています。
それでいて気さくで明るくて、ちょっと天然入っているところがチャーミングで楽しく大好きな方です。
実は親子ほど歳が離れていますが、なぜかウマがあい年齢の垣根を越えお友達のようにさせて頂いています。
よく周りの人には、天然コンビと呼ばれているのですが、そこは自分では実感はありません。
車で約2時間半の道中では、止まることなく色んな話題で盛り上がりました。
旦那さんの愚痴を言っては発散したり、とても楽しい時間でした。
天然さんならではの視点でご主人の事をおもしろおかしく観察されている様は、見習うべきと思います。
お伊勢さん参りは、毎度のことながらとても心洗われる時間です。
道中で騒いでいた2人とは別人のように、穏やかで清らかな心に変身、その変貌ぶりは少し滑稽にも見えるかもしれません。
清らかで神聖な空気に包まれると、我々でも見違えるようにほんのひと時は聖人君子のようになれるのです。
本当に有難く貴重な場所だと思います。
お昼はこれまで何度も行ったことのある老舗の和食店へ。
味のあるたたづまいの木造建築は昔は料理旅館だったという、とても歴史を感じさせるお店です。
そこで、二人とも季節のお薦めメニューである節分太巻き定食を頂きました。
うす桃に色づいた酢飯の巻き寿司がとても美味しくて、他のおかずも盛りだくさんでお腹が破裂しそうでした。
さすが季節の人気メニューと思いつつ周りを見渡すと・・・
なんとその時いた他のお客さんたちはほとんど名物の「てこね寿司」を食べているのです。
近くの席に座っていたおば様がその店がてこね寿司を有名にしたとか何とか言っていました。
それまで何度も伺っていたお店なのに全く知らず、なんだか急に恥ずかしくなり、また笑えてしまいました。
そういえば、季節メニューは小さな張り紙だけでなんだか不思議に思ったのです。
少数派の私たちはやっぱり天然コンビなのでしょうか。
帰りの車中では、また水を得た魚のように沢山おしゃべりをして帰りました。
普段と違うおしとやかさは長くは続かないものです。
とにもかくにも、日常を忘れさせる伊勢への旅を今回も楽しみました。
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