知らなかったペットタクシー
我が家には犬1匹と猫2匹がいます。旦那は出張が多く家にはほとんどいません。子供は小学校6年と1年。みんな動物が大好きな優しい家族だと思ってます。
普段の予防接種や健康診断はかかりつけの近所の病院があるので、旦那のいる日に合わせて行っていました。犬だけなら散歩がてらいけるのですが、困ったのは猫。ケージに入れて外に出た瞬間悲壮感たっぷりの大きな鳴き声で叫ぶ叫ぶ。なので毎回猫たちは旦那の運転の車で病院に向かっていました。
ある冬の日、一匹の猫が急にくしゃみをしだしたので風邪でも引いたかとみてみると鼻血。うちの子供も鼻血がよく出るタイプだったので、粘膜が弱くなっているのかなとさほど気にせずにいました。数日たってまたくしゃみをしていたので見てみると鼻血。ちょっと気になったので調べてみると、猫の鼻血はよくないものが多いとの記事が多く驚いた。これはまずいと思い病院に電話してみるとすぐに連れて来なさいとの指示。
旦那はあいにくの長期出張中のためあてにならず、仕方ないのでタクシーを呼びました。ニャーニャー鳴く愛猫をタクシーに乗せてほっと一息、「○○病院までお願いします。」と伝えると、「お客さん、毛とか汚さないでね」と怪訝な運転手。「すいません」と言いつつもちょっと嫌な感じだなと思ってました。
病院について降りる間際、「ったく、くせーし毛が落ちるし困るんだよな」とボソッという声が聞こえ、カチンときたものの急いでいたのでやり過ごしました。
診察を終え結果はよくないものだということ。大きな病院で検査が必要だと。絶望感に疲労感。その上大きな病院での検査がいくらかかるのかとお金のことも心配になりました。
ふと病院にあるリーフレットに目をやると「ペットタクシー」のチラシ。何気なく手に取りカバンに入れました。
帰りももちろんタクシー。運よく女性で動物の好きなドライバーさんでした。そんなドライバーさんにほっとしたのかこの日の出来事を伝えると、とても親身になって聞いてくれました。このドライバーも「お客様ペットタクシーをご利用されたらどうでしょう」といっていました。正直ペットタクシーなんてしたなかったし、料金も普通のタクシーよりかかるんだろうと思ってました。自宅についてもらったチラシを眺めていると料金表も入っていて見比べてもタクシーとさほどかわらなさそう。次の通院からペットタクシーを利用してみました。
これがとっても快適で私もなにより愛猫が悲壮感たっぷりに鳴くことも少なくなり安心して送っていただけると実感できたのでした。専門的な知識も豊富で、愛犬のしつけの相談ものっていただいたり。いままで知らなかったことですが、こんなに便利なサービスがあるのならば、ペット仲間にもぜひ進めたいと思うようになりました。
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