枝を伐って根を枯らすの最新の日記
CCCのPDP―10
バグと呼ばれるプログラムの誤りや、予想していない操作、誤った使い方などによって、コンピューターはしばしばクラッシュと呼ばれる使用不能状態に追い込まれる。
PDP―10のシステムには、こうした脇の甘さやバグが数多く残されていた。
いったんコンピューターがクラッシュしてしまえば、料金を払ってまともな使い方をしているユーザーも、システムを利用できなくなった。
少年たちの熱中ぶりに手を焼いたCCCは、もともと弱みを残しているPDP―10のシステムを徹底的に洗いなおすために、逆に彼らを利用することを考えた。CCCはPDP―10の購入に際して、システムソフトウエアのバグを継続的に発見しているあいだは代金の支払いを猶予するという契約をDECと結んでいた。夕方を過ぎてからと週末、少年たちはCCCで好きなだけコンピューターを使う代わり、どんな操作を行ったときにシステムがクラッシュするか、詳細に記録することを求められた。
新潟 歯医者
コメント
コメントできません
コメントはまだありません