居室待機の最新の日記
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6月読了本28冊、その中でオススメは

現代小説では・・・

破裂 上 (1) (幻冬舎文庫 く 7-2)
破裂 上 (1) (幻冬舎文庫 く 7-2) 久坂部 羊幻冬舎 2007-08
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star後期高齢者医療制度。その根幹がここにあります。
star一気に読めます!
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破裂 下 (2) (幻冬舎文庫 く 7-3)
破裂 下 (2) (幻冬舎文庫 く 7-3) 久坂部 羊幻冬舎 2007-08
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出版社 / 著者からの内容紹介
「新世紀版『白い巨塔』!」「まさに悪魔の計画書」「超新星の大胆さ」と各書評家が絶讃!大学病院の実態を克明に描き、日老人社会の究極の解決法まで提示する、医療ミステリーの傑作!

内容(「BOOK」データベースより)
医者の診断ミスで妻を傷つけられた元新聞記者の松野は、“医療過誤”をテーマにしたノンフィクション執筆を思いつく。大学病院の医局に勤務する若き麻酔科医・江崎の協力を得て、医師たちの過去の失敗“痛恨の症例”や被害患者の取材を開始した。その過程で、「父は手術の失敗で死んだのではないか」と疑念を抱く美貌の人妻・枝利子が、医学部のエリート助教授・香村を相手に裁判を起こす。が、病院内外の圧力により裁判は難航。その裏で医療を国で統制しようと目論む“厚生労働省のマキャベリ”佐久間が香村に接触を始める…。枝利子の裁判の行方は?権力に翻弄される江崎と松野の運命は?そして佐久間の企図する「プロジェクト天寿」とは?大学病院の実態を克明に描き、来る日老人社会の究極の解決法まで提示する、医療ミステリーの傑作。

久坂部 羊先生、小説を書いても素晴らしかった・・・というか、これを読んでトボケたエッセイを読むとその「思いの裏側」が透けて見えて恐ろしくもあります。

時代小説では・・・

血涙〈上〉―新楊家将

内容紹介
剣と剣が交錯した瞬間、壮絶なドラマが幕を開ける。
宋建国の英雄・楊業の死から二年。
二代皇帝・趙光義が治める宋国と北の遼国は、燕雲十六州の帰属をめぐって対立。一触即発の状態が続いていた。
業を煮やした帝は、楊業の息子たちに楊家軍再興を命ずる。父を見殺しにされた怒りを胸に秘め、楊家の誇りをかけて立つ六郎・七郎兄弟。
楊家の長となった六郎は、父が魂を込めて研いだ「吹毛剣」を佩いて戦場に向かう。
強権の女王・蕭太后率いる遼国にも、天稟の才を持つ男が現われる。石幻果と名乗るこの男は蕭太后の娘婿で、「吸葉剣」という名剣を佩いていた。
石幻果が父とも慕うのが、「白き狼」と呼ばれる遼軍一の猛将・耶律休哥。耶律休哥こそ、武人のなかの武人、楊業を斃した男だった。
戦場で見えた六郎と石幻果。刃を交えた瞬間、天を呪いたくなるような悲劇が始まる。
軍閥・楊一族の闘いを描き、第38回吉川英治文学賞に輝いた『楊家将』の続編でありながら新展開。中国の原典にはないオリジナルの物語。

血涙〈下〉―新楊家将

内容紹介
吹毛剣から聞こえる父の声――。
勝敗を決する秋が来た。
六郎と剣を交えた瞬間、石幻果の記憶が蘇った。石幻果こそ、宋遼戦で落馬し、記憶を失って遼国に連れ去られた北平寨の守将・楊四郎だったのである。
過去を取り戻した石幻果は、二つの人生を抱えてしまった運命を呪う。敵国で将軍となり、元部下を斬り、兄弟と闘わざるをえなくなったのだ。想像を絶する苦しみのなかで、これから先どう生きるべきか心を悩ませているとき、手を差し伸べたのは、父とも慕う耶律休哥だった。
戦場で石幻果と出会った六郎も、石幻果が兄四郎ではないかとの疑いを濃くする。
直接確かめるべく、石幻果に近づく六郎。疑いは事実だった。
兄弟が敵味方に別れて闘うという苛酷な運命を受け容れ、心に哀しみを宿して戦場に向かう男たち。
闘うことでしか生きられない者たちに、勝敗を決する秋がやって来た。
綾なす人々の憎悪と悲しみが交錯する衝撃の結末。乱世の終わりを彩る壮絶な物語が、いま静かに幕を降ろす。
北方楊家将、ついに完結。

青面獣楊志、楊令の祖先で宗建国の英雄・楊業とその一族の戦いの物語、楊家将〈上〉、楊家将〈上〉の続編です。

続編ですが、「楊家軍、強い!」だけ判っていれば単独の物語としても読めますし、たった2冊にこれでもかと北方御大の魅力が詰まっています。日未訳の物語が原作なので、制約無く書いているので筆が走る走る。

超オススメ。

小説以外では・・・
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024)) 武田 邦彦洋泉社 2007-02
売り上げランキング : 708おすすめ平均 star
starウソをまかりとおらせる武田教授
star環境問題を論じるなら必読
star環境問題のはどこから始まったのでしょうか。

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出版社/著者からの内容紹介
【錦の御旗と化した「地球にやさしい」環境活動が、
往々にして科学的な議論を斥け、人々を欺き、
むしろ環境を悪化させている!】
京都議定書ぐらいでは地球温暖化は食い止められない。
ダイオキシンはいかにして
史上最悪の猛毒に仕立て上げられたか、
官製リサイクル運動が隠してきた非効率性と利益誘導の実態とは?

【環境問題は人をだましやすい!】

アル・ゴア氏にとっての「不都合な真実」も
次々に明らかになる!

内容(「MARC」データベースより)
資源7倍、ごみ7倍になるリサイクル、猛毒に仕立て上げられたダイオキシン、地球温暖化を防げない京都議定書。環境問題は人をだましやすい! 「故意の誤報」を明らかにする、安易なリサイクル推進運動に警鐘を鳴らす書。

ありとあらゆる意味で「現代人、必読の書」。反武田派の方でしょうか?怒涛の勢いでコメントをくれる人がいたり、とにかく反武田派にとっても重要なのようです。

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