クレジットカード会社のサービスとシステム
クレジットカードの制度の中にはカード会社の都合によってできないものが少なくありません。クレジットカード会社のシステムなので当然といえば当然ですが、カード会員の利便性を無視したものもあります。毎月の支払日が固定されているというのもそのひとつでしょう。そもそも支払日は月1回でなくてもいいはずだからです。口座からの自動引き落としが原則というのも日本だけです。
決められた支払日に引き落としができない場合もう一度引き落としをするクレジットカード会社もあるのでシステム的に1回しかできないというわけではないのです。SBIカードのようにいつでもいいというのは特殊なケースですが、カード会員にとっては便利です。
支払日が固定されているのはそれを基準にして入金の確認を行い督促業務を開始するという都合があるからです。もし支払日が複数あって同じカード会員でもクレジットカードによって支払日が違っていると、督促担当者はややこしいことになります。
口座からの引き落としが原則となっているのも、もともとは入金確認が最も早かったからです。振込用紙などでの支払いよりも口座からの引き落としの法が結果が早くわかるというメリットがあり、口座引き落としが原則となったのです。今ではコンビニからの振込はほぼリアルタイムで分かるようになっているので、24時間返済可能なクレジットカードというのも発行されています。
こうしたクレジットカード会社の都合でシステムを組んでしまっているので、サービスを改定するのはシステム変更が必要となります。カード会員にとっては便利とわかっていてもなかなか改定できないというのが現状のようです。クレジットカードの総合情報
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