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日本人の人間復興(ルネサンス)

人間は、人の間にあってこそ人間だ。

イタリアルネサンスの巨匠ミケランジェロ(Michelangelo)、ボッティチェリ(Botticelli)らは、キリスト教前の古代から脈々と生きづく、人間の芯の強さ、美しさを表現し、中世の暗黒からの「人間復興ルネサンス)」を宣言した。中世、世界の中心は神様だったが、これを古代のように人間に取り戻した。

ローマの小学生は、授業中でも放課後でも、友達や先生、近所の人々ととにかくよく喋る。授業中は、友達といかに違った意見を言うかで評価され、どの子も我も我もと手を上げて発言し、家庭でも母親(マンマ)や父親、祖父母に対し、小さいのに大口たたいて、いっぱしの議論をふっかけている。こうして、人の間で育ち、バランスの取れた人間になっていく。学校、地域、家庭、社会がこうした人を育てる環境を保守的に守り続けている。

日本では、高度成長期の急速な都市化と核家族化によるコミュニティーの崩壊の危機に直面し、国や地域、NPOの取り組みが続いている。何を取り戻せばよいか、これを老都市国家ローマの小学生の笑顔、家庭の団欒、井戸端会議に見ることができる。

加えて、今はICTの時代。日本は、意識的に情報創造発信力の強化を目標に据え、日本人の携帯等端末から、日本のお宅から、ネット・カフェから、ICTを駆使し、茶の湯の「一期一会」のように、人間として生を受けた究極の楽しさを与えるべきではないか。私は日本と人々を愛し、その将来を考える日本の青年の一人として、本日、情報創造発信の開始と日本人人間復興を宣言する。



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