自己組織化
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自己組織化(じこそしきか、英: self-organization、self-assembly)とは、自律的に秩序を持つ構造を作り出す現象のことである。自発的秩序形成とも言う。
自己組織化は、幾何学的な形状を持つ雪の結晶の成長や、孔雀の羽に浮かび上がるフォトニック結晶構造に由来する模様や、シマウマのゼブラ模様、心臓の鼓動など、様々な自然現象の中にも見出すことができる。生物の細胞がDNAを設計図として機能を持った組織を作り出す現象も、極めて高度な自己組織化の結果と考えられている。
出典:Wikipedia
ランダムから秩序へ、またミクロからマクロへと自分で組みあがってしまう現象のことを自己組織化と呼ぶ。
出典:『自己組織化とは何か 第2版』
私的解釈
物理学・化学・生物学から転じて、コミュニティにも自己組織化の作用次第で、コミュニティの活力は上下する。
物理学
- 結晶
生物学
- 孔雀の羽
- シマウマの模様
- 巻貝やヒマワリなどの螺旋構造
- 粘菌
- 脳・神経
- 味覚・嗅覚
コミュニティ(ゲマインシャフト)
人々が自発的に集合することによりコミュニティが形成される。コミュニティ運営勉強会#1では、コミュニティの自己組織化促進方法と以下の6項目を挙げた。
- ファシリテーション・テクニック
- コミュニティの三層構造化/平等幻想
- 役割分担
- ポジショニングペーパー
- コラボレーション
- メディアの使い分け(フローとストック)
- 関係性の再定義/新陳代謝
自発的参加により集合知が形成される。
関連ワード
- 創発
関連書籍
http://mediamarker.net/u/naokis/?asin=406257635X
履歴
- 2015.01.16 『自己組織化とは何か 第2版』からいくつか引用。
- 2013.08.31 キーワード新規作成
- 2013.08.30 コミュニティ運営勉強会#1で説明
- 2013.07.30 企業間フューチャーセンターの会合で説明
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