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日米安保50周年

今日、デモ隊が国会議事堂を取り囲み、安保闘争が最大の場を迎える中、日米がより平等な形で新しく改定された日米安全保障条約が自然承認されてから50年目を迎えた。

その間、1972年の沖縄返還、1989年の米ソ冷戦終結宣言、2001年の米同時多発テロ、2003年のイラク戦争、2006年以降現在に至る普天間飛行場移設問題など、世界の安全保障体制が変化し、日米は同盟関係を堅持しつつ、互いの役割や意味合いを変えてきた。

米国にとって日本は、冷戦時代は防共の砦、米国債の引き取り手、テロとの戦いにおいては最も近い立場を共有し、オイルマネーの中東、中国、インドなど新興市場国の急成長の下、欧州における英国同様、アジアにおける最も近い同盟国の役割を求められてきている。

日本にとっての米国は、ソ連(ロシア)、中国等からの自衛するパートナーであり、日本最大の外需、外交・安保における最も近い立場を共有うる役割を有してきた。北朝鮮等、北東アジア安保上の不安定要素がある中、日本の外需が中国をはじめとしたアジアにシフトしつつあるとはいえ、日米同盟の必要性は増大することはあっても減ることはない。

日米のパートナー・シップを夫婦関係に喩えれば、50周年は金婚式である。夫婦それぞれが(国際)社会の中で成長する中で、互いの役割や意味合いが変わってくる。互いに空気や水のような関係で意識はしないが、不可欠の存在になってきているのであろう。国レベルでも、企業レベルでも、個人レベルでも、常にその関係をメンテナンスしていくとが、いい関係をさらに深化させる鉄則と思う。

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